レゾンデートルの確立

好きなことを好きと言いたいだけ

NEWSのファンを辞めた日

 

マジLOVEキングダムの感想を書きたい!!!!と思って始めたこのブログでしたが、

何を語るにも根底にあるのはわたしがNEWSのオタクだったという事実。

 

この15年が無ければ、人生は全く違うものになっていたでしょうね。

NEWSを好きでいたからこそのご縁もたくさんありました。

 

 

 

 

NEWSにハマったのは忘れもしない2006年。

当時はKAT-TUNが全盛期で、ごくせんや野ブタ。をプロデュースを見てないなんて非国民!みたいな世界でした。わたしは赤西君派。

 

そんな最中、山下さんが2006年4月から「クロサギ」の主演をやることが決まります。

当時就寝時間が9時と決められていたわたしは、学年あがるしそろそろよくない?絶対リアルタイムで見てやるんだ!!!という強い気持ちでいっぱいでした。

 

そしてクロサギの放送が始まって、気づけば山下さんにめちゃくちゃハマってた

人生で初めてCDを買いました。初回限定盤と通常版、両方。

 

 

わたしは山下さんを入口として、NEWSについて知っていくことになります。

最初は9人で森内くんが早々脱退、内くんが自粛中に草野くんも飲酒疑惑をかけられたこと、ちょうどこの前から活動を休止していること。

 

その頃、加藤さんがMyojoで「青い独り言」の連載を始め、度胆を抜かれます。

加藤成亮さん、すごい!!!!この人みたいになりたい!!!!!!

 

秋にはテゴマスがデビュー!ってなるのもめちゃくちゃうれしかったし、手越さんが出演した「氷点」に後々影響をうけるくらいには好きになってました。

 

当時Jr坦でした。JJ.ExpressとかTap kidsとか大好きで少クラめちゃくちゃ見てた。森本龍太郎最高!!!!

 

そんな中、城島さんの掛け声とともにNEWSが6人で復活をキメるわけです。泣いたなぁ。

 

2007年の復活ライブは全然情報を掴んでいなかったのですが、たまたま見た掲示板サイトで広島の日程を見て「家族旅行と被ってる!!!」となって会場外の音漏れだけ聴きに行きましたね。

サヤエンドウとBoom!Boom!POWER!だった。これが「NEWSの現場」へ赴いた最初です。

 

夏クールでパパとムスメの7日間に大杉健太先輩として出演していたシゲくんをみて、わたしはシゲくんに完全に落ちます。

 

 

DIAMONDを皮切りに、舞台SEMINNERも観に行って、加藤成亮の存在は私の中で日に日に大きくなるのでした。

その頃には「加藤坦です!!!!」って名乗るようになっていました。

6人グループなのにオフ会で30人中2人しかシゲ坦いなかった。そんな時代。

 

 

2011年10月7日。

夜まで文化祭準備をしていたわたしの元へ届いた1通のメール。

「NEWS、大丈夫なん?」

嫌な予感が胸をよぎった。青春アミーゴばりに。

 

急いで調べてみると「山P・錦戸脱退」の文字が躍る。

あの時「解散とかねーからな!」って叫んだのは嘘だったんですか。

ソロでやるにはNEWSは邪魔だったんですか。脱退するほどのことでしたか。

オイラたちまるでサヤエンドウじゃないんですか。

いろんな感情が胸に詰まって涙が止まらなかったです。

 

どうして?なぜ?心の中はぐちゃぐちゃ。

 

6人でNEWSでいてくれることが当たり前じゃなかったんだな、と痛感。

NEWSとしての未来が不透明なまま、テゴマスのまほうでの「さくらガール」は胸にずっしり来ましたね。

 

それでも6人が決めたことなら、、と飲むしかなかった。

イチゴのないショートケーキと言われながらも4人が「NEWS」を残すという決断をしたこと、ここについていこうと決めたんです。

 

「やる気のないひとを留めておいても無駄なんだ」と手越くんが言っていたのがものすごく刺さりました。人生を変えたひと言かもしれない。

 

だって解散もできたわけじゃないですか。人数を増やすこともできたかもしれない。

でも「この4人で頑張って続けていこう」という気概がみてとれた。

 

 

 

でも未だに、記者会見なしで事後報告のみという脱退のしかたに関しては史上最大の謎。

 

 

 

 

 

 

 

2012年4月、新生NEWS始動。いや何回新生になるんだよって突っ込みました。 

ファンクラブに「加藤シゲアキ」で登録しに行きました。

 

そこからライブ遠征やら番組協力やらNEWSのためならどこへでも!って感じで、名古屋遠征→大学卒業式→名古屋遠征って強行スケジュールを組んだこともありました。

 この辺書いてたら長くなりすぎたので、ライブ編としてまた書こうと思います。笑

 

ちなみに7年間、毎度同じ友達と参戦していたので以後お見知りおきを。

 

 

15年来ジャニヲタ突き詰めてきて、妹たちがうたプリやらあんスタや二次元アイドルにハマっていく中NEWSにまっしぐらでした。

 「最高のアイドルはNEWSなので!!!!」と心の底から信じてた。

ほかのグループもそれなりに見てきたけど、NEWSはどこにも絶対負けてない!と思うくらいには。

 

自分の世界のすべてがNEWSでした。

 

そう、2018年6月7日、あの日までは。

 

 

 

 

NEWSは毎年ツアー前後にスキャンダルを出すのでああ~またか!くらいだった。

いい年なので熱愛なんてよろしくやってくれって気持ちだったし。

そりゃあ女の子も寄ってくるしまあ遊んじゃうよねえ~~~~と。

 

「未成年にコールを振っていることが記事になる」となったときに世界が一変する。

 

これが潮時というのかもしれないなとふと頭をよぎりました。

 

 

深酒をしすぎて自我を失ってしまう獣が周りにいて、心身を摩耗したトラウマを抱えたばかりの出来事でした。

フラッシュバックが起きました。

お酒で人生を変えてしまうことってほんとにあるんだよ。またですか?

 

 

小山さんとの違和感はずっと感じてて、「小山のソロになったらトイレに行く」という反抗心があるファンも見かける機会が増えました。

今となっては違和感の正体はわからないけど、心から応援できる「アイドル」ではないことは確かで。

極めつけはEPCOTIAのさいたまスーパーアリーナ2日目の昼公演。味スタ発表で歓喜の渦に巻き込まれている最中。

スタンド10列くらいででトロッコが目線に来る席でした。

 

後ろにはキンブレとスケブを持った盛り髪ヒールの女2人組。

「氷温」のセリフを一緒に言い、曲間で叫び、缶チューハイ持ち込み等とにかくひどい有様で、周りも何回も注意して喧嘩に発展していました。

そんなときにね、小山さんはその2人にファンサ。周りの空気が凍った。

 

うわ、ないな。ってわたしの中で幕を下ろした瞬間。

 

さっきあなたのソロで静まり返る会場で、文春砲で噂になってた名前を大声で叫んだのは彼女らですよ?

 

 

 

報道が出るまで3週間ほど。この事件のほとぼりが冷めていなかったわたしは、この人ならやりかねないと思った。

スケブなんてルール違反だし、NEWSとして「会場を演出したいから遠隔操作したい」って作り上げてきたからキンブレやめてね、って再三言ってきたマナーではなかったろうか。

でもこの人は、ダメだと知っていても自分への声援のためならファンサをする。自分の快感のためならばきっとやる。そう思ってしまった。

 

おめーーーーー去年も謝罪してなかったっけ?!毎年謝罪ライブにすんなバカヤロウ!!!

 

 

 

そして名を連ねる加藤シゲアキ

シゲくんに絶大な信頼を置き、15年来後天的価値観はすべてシゲくんに付随するといっても過言ではなかった。

そんなシゲくんが出したとんでもないスキャンダル。

どんな風に謝罪するのか見届けようと思った。

 

 

その一年前、ビビットでの不倫疑惑の話のときに「一線を超えていません」と話す当事者に「疑われることが一線」と言ったのは加藤シゲアキではなかったか。

 

 

 

 

 結果から言えば、二人とも「キャスターやコメンテーターとして」の謝罪しかしていなかった。

この人たちが守りたかったのは「この4人でNEWSとしてやりたい」という気持ちではなく、要は仕事だったんだなあとなんだか悲しくなった。

 

2012年に「4人でNEWSやるぞ!」と言ったときと温度差を感じていたんだろうな。

 

 

 

わたしが待ちわびた15thの味スタは、感謝であふれているただの幸せな空間。

NEWSとファンたちが笑顔でちょ~~~たのしいじゃんっ!!ってなるやつ。

 

あんなに待ちわびた15thの味スタはもう味わえない。

 

 

「もう終わりにしよう」そう思いました。

BLUEの予約も取りやめたし、それから一切NEWSを聴かなくなりました。

 

 

 

味スタのチケットの申し込みは既に終わっていて、4連しようと4人で言っていたのだけど、わたしを含む3人はNEWSを追うのをやめると言っていたし、もう落選してもいいやと思ってました。

 

それでもチケットは取れた。別名義の友達が当ててくれたのです。

 

正直当日まで行くか悩みに悩んでいました。

今のNEWSでも尚応援したいと言っている人に行ってもらうほうがいいのではないか。

4人をみてネガティブな感情があふれだすのがつらい。

毎年恒例のごめんなさいって謝る姿をもう見たくない。

 

それでも友達は「15年の集大成、ずっと一緒に行ってきたんだから

一緒に行ってほしい」

ずっと願ってきた野外復活と大好きな味スタ。君と二人じゃなきゃ叶わない。

 

そうしてわたしは味スタの15th strawberryに参戦することになりました。

 

オープニングがすごく良かった!!!!

歴代シングルをモチーフにしたケーキとオルゴール。あの映像は欲しいなぁ。

そしてBLUEのアイーダから始まるライブ。膝から崩れ落ちた。

 

わたしはサッカー観戦も良くいくので、味スタはそれで何度も訪れていたので感慨深かったんですけど、アイーダ浦和レッズなどで使用される応援歌なんですよ。だからことさらに良かったです。最高。

 

その後はあんまり覚えてないけど、これが純粋な気持ちで15thを迎えられていたら、、、と悲しくなったりもしました。

 

 

 

 

 

 

前回の記事で書いたように、今でも加藤シゲアキの作品に囚われているし、感性や世界観はものすごく好き。

わたしが「好きではない」のは「NEWSというアイドル」である。

 

アイドルになにを求めるかで感じ方考え方はきっと変わるのだろうけど、NEWSはわたしが求めているアイドルではなくなってしまった。

だから、応援しない。追いかけない。それだけです。

 

ジャニーズ用語?でファンをやめることを「降りる」というが、結局降り切れないと前回書いたのはそういうこと。 

 

 

 

NEWSを追いかけるのをやめることを伝えたとき、ライブ参戦友達から「15年近く好きだったものを0(どん底)までになる感情を教えてほしい」と言われた。

何の気なく放たれた言葉が棘のように刺さった。

 

 

一度棘が刺さるとなかなか抜けず、消えかけた傷をかきむしってしまう性分なので、彼女にもうまく説明することもないまま、会うのを避けている自分がいる。

 

一度彼女から大きな裏切りを受けていたにも拘らず、何度も関係を修復し、騙しだましやってこれたのはNEWSが繋ぎとめていたんだなあと愛の力の大きさ貴さを思い知ったりもしました。

 

 「どんな小さくても悪気はなくても、もう2度と100%は信じられない」

これに尽きる。何事も。

 

 

 

わたしがNEWSを好きだったことで人生が楽しかったし、人格形成されたとも思っているので、切り離して考えるのは難しいこと。

だからこれからもNEWSに関する事項はたくさん出てくるとは思います。

 

ですが、もう現役のファンではない。 

 

 

 

 

 その後二次元アイドルの沼にハマるまでに時間はかからなかったのでした。

その話はまたいつか。